白髪染みで傷みにくい髪質とは
同じ白髪染めを使っても、白髪が染まりやすい人と、染まりにくい人がいます。
これは髪質や髪に受けているダメージの違いが原因です。
髪がい傷む理由は髪質で変わる
一般的に髪が細く柔らかい人は白髪が染まりやすい反面、髪が傷みやすい傾向があります。
髪が硬く太い人は白髪が染まりにくい反面、髪は傷みにくくなります。
しかし何度も繰り返し白髪染めを使っていけば、髪が太く硬く傷みにくい人でも、毎回のダメージが蓄積されていくので、枝毛や切れ毛になることはあります。
髪が太く硬い人は、キューティクルがしっかりしているという見方ができます。
キューティクルは髪の表面を被い、ドライヤーの熱などのダメージから髪を守る役目があります。
ところがカラーリングタイプの白髪染めは、キューティクルを開いてから色を髪の内部に浸透させていくため、どうしてもダメージを受けやすくしてしまいます。
元々髪が丈夫でキューティクルがしっかりしている人は、回復も早いですし、白髪染めの後にヘアパックやトリートメントを徹底すれば、ダメージを軽減し修復を助ける事ができます。
元々髪が細く柔らかい人は、ダメージを受けやすいため、白髪はよく染まりますが、傷みやすくなってしまいます。
つまり髪が丈夫で健康なほど白髪は染まりにくいものの、白髪染めによるダメージは受けにくいという事になります。
髪のダメージは白髪染めだけではない
髪に与えるダメージの原因は白髪染めだけとは限りません。
紫外線、おしゃれ染め、パーマなども髪にダメージを与えますから、こういったダメージが蓄積されている人は、白髪は染まりやすいですが、ダメージが大きくなります。
同じ白髪染めを使っても、仕上がりに差が出てしまうのは髪質も関係してきます。
白髪を染めるという目的がある場合は、染まりやすい方が良いように思えますが、染まりにくいのは髪が健康で丈夫な証拠という見方もできます。
こういう場合はあえてダメージを与えるより、ダメージが少ないトリートメントタイプの白髪染めを使う方がいいかもしれません。
白髪を改善しながら、パサパサの髪にならないような工夫が必要になってきますね。