白髪予防のために日頃気を付けること
白髪を増やさないためには普段からの生活習慣や食生活に気を付けることが大切です。
食事一つとっても髪の毛にいい食事と悪い食事があり、とくに髪の毛を作るたんぱく質やビタミン類は必要不可欠とされています。
要は栄養バランスを考えた食事が大切ということなのですが、髪の毛の色が白くなるのはメラニン色素が毛根および頭皮で作られないためです。
ですからメラニン色素が作られる状況をきちんと整えることにより、白髪の予防になります。
先ず、食事からとれる栄養素として、ミネラル、ヨウ素、チロシンが有効的です。
ミネラルは海藻類などに多く含まれている成分で、メラニン色素を作るための酵素チロシナーゼを活性化させる効果が期待されます。
ダイエットをするため食事を制限している、栄養バランスを考えない食事をとっているという場合はメラニン色素を作るための栄養素も不足しますので注意しましょう。
ヨウ素を含む食事として、海藻類、魚介類がいいとされています。
ヨウ素とは、細胞を成長させ、代謝をアップさせる働きがありますので髪の毛の
健康にも役立ちます。
もう一つのチロシンは乳製品やバナナ、アボカド、リンゴ、魚介類に豆類に多く含まれています。
豆類は豆腐や納豆などの大豆製品でも構いませんので積極的にとりましょう。
さらにチロシナーゼを合成するために必要な銅を多く含む豆類や野菜類、穀類に魚介類、果実類を摂取するといいでしょう。
生活習慣では特にストレスをためてしまうことが白髪になる可能性があります。ストレスは上手に解消しましょう。
ストレスは自律神経を乱し、メラニン色素を作る力を弱めてしまいますので注意が必要です。
運動を取り入れる、趣味を持つ、ゆっくり休むなどあなたなりのストレス解消法を身に着けてください。
また睡眠不足も自律神経を乱すために、血行不良を招き、髪の根元である毛根に十分な栄養が行きわたりません。そのため黒髪のもととなるメラニンを作る機能を抑えてしまいます。
新陳代謝の低下は、白髪の原因だけではなく、体のバランスを崩してしまい、体調不良の原因ともなりますから、バランスのとれた栄養と、出来るだけ睡眠をとるように心がけましょう。