色落ちしにくいおすすめの白髪染めはなにか
せっかく白髪を染めてもすぐに落ちてしまったという経験がある方も多いと思います。
美容室でしっかり染めれば1~2カ月は大丈夫ですが、やはりしばらくすると色落ちしてきてしまいます。
そもそもなぜ染めた毛の色が落ちてきてしまうのでしょうか?
いくつか要素がありますが、まず挙げられるのが水分です。
髪を洗ったり汗をかいたりすると毛髪が濡れ、髪は水を吸いますので膨らむことになります。
髪が膨らむと、髪の中に閉じ込められていた染料が隙間から流れ出してしまいます。
それが繰り返されると、徐々に白髪染めは色落ちしてしまうのです。
他にも光やドライヤーなどの熱、空気に触れることで酸化したりすることも色落ちの原因になります。
ではどんな白髪染めが色落ちしにくいのでしょうか?
色落ちしにくい白髪染めについて
色落ちのしにくいという面では美容室でよくつかわれている2剤式のヘアカラーです。
2剤式とは、まず1つの薬品で髪の色を抜いてすべての髪を真白にした後、もう1つの薬品でしっかりと色をつけるやり方の事です。
しかしそのためには強い薬品を使いますので、頭皮や髪へのダメージは大きくなります。
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この他、ヘアカラートリートメントは、2剤式ほどしっかりとは染まりませんが、黒髪はそのままに白髪だけに色を入れるためダメージは小さくなります。
もちろんどんな製品を使うかにもよりますが、天然成分由来のものであればダメージは最小限、製品によっては髪に栄養を与えるものもあります。
ほかにも白髪ぼかしという製品もあり、これは白髪を黒く染めるのではなくグレーに染めることで白髪を目立ちにくくする製品です。
はっきり染める訳ではないので染めていると気付かれにくく、ナチュラルな仕上がりになりますがしっかり染めたい人には不向きです。
それでしっかり染まるから2剤式がよいという訳ではありませんし、ダメージが小さいトリートメントだからといって、きちんと染まらなかったり、すぐに色落ちてしまうようでは意味がありません。
また白髪ぼかしは、あくまでも応急的な仕上がりになるので、好みによるでしょう。
自分にあった白髪染めについては製品を良く知り試してみる事が必要になってきます。
色落ちしにくいおすすめの白髪染めの種類とは
白髪染めにも色々な種類があるので、選ぶ際に迷ってしまいますよね。
ではどのように白髪染めを選ぶといいのでしょうか?
ポイントとなるのは、色落ちしにくいかどうかと髪や頭皮へのダメージです。
ヘアカラータイプの白髪染めは色落ちしにくい
一番しっかり染める事が出来て、色落ちもしにくいのがヘアカラーやヘアダイつまり白髪染めです。
2剤性などともいわれますが、一度黒い髪も共にすべて脱色してから色をつける薬剤です。
髪の内部にまで染料がしっかりと染み込むため、落ちにくいのが特徴で2カ月前後は色が持ちます。
しかし髪にはダメージが大きく繰り返していると髪が傷んできます。
またしっかり染まるといっても、新しく生えてくる髪は染まっていないため根元のケアは必要になります。
ヘアマニキュアでの白髪染めはダメージが少ない
他の方法はヘアマニキュアと呼ばれるもので、爪に塗るマニキュアのように髪を染料がコーティングすることで色がついて見えます。
髪の外側をコーティングするだけなので、ダメージは小さくてすみます。
肌が敏感な方やヘアカラーでアレルギーが出た方は、ヘアマニキュアの方がいいでしょう。
しかしヘアカラーに比べると落ちやすいため、たびたび染めることが必要になってきます。
そのほかの白髪染め
他にもヘナなどの天然由来成分で白髪を染める方法もあります。
髪にとってダメージがないばかりか、髪の状態を整える効果があります。
しかし染まるのに時間がかかるため即効性はなく、時間をかけて徐々に染まっていきます。
ほかにも白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントなどもあり、やはり毎日続けることで少しずつ染まっていきます。
このようにそれぞれ特徴がありますので、すぐにしっかり染めたいのか、できるだけダメージがない方法で染めたいのかなどで分かれてきます。
またひとそれぞれ髪質が違うため髪の染まり具合は違いますので、自分のイメージ通りのカラーが出るかどうか試してみると良いでしょう。
さらに染める際も正しい方法で染めなければ実際の効果を得ることができませんので、よく調べたり一度は美容室に行って美容師さんこっそり聞いてみるのもひとつの方法です。