ヘナで上手に白髪染めしたい場合のコツ
雑誌やテレビで、あるいは美容院でヘナという言葉を見たり聞いたりした方は多い事でしょう。
ヘナは昔から染料として使われている植物で、北アフリカや西アジアに生息しています。
これまでのヘアカラー剤の化学物質ではなく、天然成分のヘアカラーとして注目が集まっています。
ヘナには脱色効果がないため白髪染めに多く使われますが、美容室に行かなくても自分で白髪のカラーリングをすることができます。
ヘナだけでカラーリングをするとオレンジ色になりますが、他の天然由来成分が配合されて様々なカラーがありますので、自分にあった色を選びましょう。 染め方ですが、まず粉末状のヘナを分量の4倍のお湯で溶いてペースト状にしていきます。
ヘナで白髪染めの仕方
ヘナで白髪染めをする場合一般的には、ショートの場合50g程度、ロングなら100g程度が目安です。
この時に薄すぎてべちゃべちゃになってしまっても、濃すぎて方すぎても染まりにくくなります。
しっかりと混ぜ合わせる事が出来たら、実際に髪に塗っていきます。
この時生え際を歯ブラシなどで書けるとよくヘナが入りますし、後ろもクリップで留めて髪をあげながら下から塗っていくとよく入ります。
しっかり塗れたら、ラップやビニールキャップで髪を巻き、その上からヘアキャップをかぶり3時間程度待ちます。
ヘナを塗った後は
この時に注意したい点は、待っている間の温度に気をつけなければなりません。
温かいほどよく染まり、冷えてしまうと色が入っていきませんので、室温を高く保ったり、ヘアキャップの上からさらに何かかぶったりするとよく染まります。
3時間たったら髪についたヘナを水で洗い流していきます。
最初は水がヘナの色ですが、ずっと流しているうちに徐々に水が透明になります。
この時に石鹸やシャンプーを使ってしまうとせっかくのヘナが落ちてしまうので染まらなくなってしまいます。
流したらタオルなどで水気を拭き取り乾かして染め終わりです。
ヘナは1~2日間かけて髪に染み込んでいき定着しますので、それまでは水洗いだけするようにしましょう。
ヘナでうまくいかなかっった場合は
これまでやってみてうまくいかなかった人は、ヘナと水の分量や、塗る量、ヘナのつけ方、温度、ヘナの流し方や髪の洗い方、何かしらが問題だったかもしれません。
他のカラーリングもそうですが、何度かやると慣れてくるので、徐々にうまくなる遠見います。
ヘナで上手に染められれば、天然成分ですので、髪や頭皮にダメージを与えずに白髪染めができるでしょう。
白髪染めで髪は細くなるのか
白髪染めを使いすぎると髪が細くなるのでしょうか?
髪が細くなる白髪染めの種類として、2種類の薬剤を混ぜて使うカラーリングタイプをが多いようです。
一般的に普及している白染めですが、長年使用を続けるとやはり髪への影響もありますので、理解が必要です。
白髪染めによるダメージで髪が細くなる
白髪染めの中でも薬剤を2種類の薬液を混ぜて使うタイプは、ブリーチ効果で地毛を一旦明るくして、その後、色味を入れて白髪が染まる仕組みになります。
このブリーチ作用で髪の毛は傷み、徐々に髪の毛にハリとコシがなくなっていきます。
市販のカラーリングはメーカーや製品にもよりますが、美容室で使われる白髪染めよりも、染まりが良いように強い薬剤を使っている製品もあるからです。
もしご自分で市販の白髪染めを使っているという方は、使用年数が長ければ長いほど注意が必要になります。
白髪染めが頭皮につくだけでも細くなるリスクが高まる
白髪染めをする際、カラーリングの薬が頭皮についてしまうことにより、髪の毛が抜けて細くなったように見える場合もありあます。
しっかり染めたいが故に、薬液を沢山つけすぎたり、時間を長く置いてしまうと、しっかりと頭皮にもついてしまいます。
長年カラーリングの薬剤を使っていると、気づかないうちに、頭皮や髪が育てる毛根にもダメージを受け、細毛になったり、毛根が育たず髪の毛が抜けて感じてしまうこともあります。
細毛になると切れ毛の原因や、髪に強度がなくなるために傷みやすい髪になってしまう可能性もあります。
白髪染めは頭皮に気をつけましょう
カラーリングタイプの白髪染めは、しっかりと染ましますが、少なからず化学薬品を使用していますので、薬剤を付けたまま、長い時間おいておいたり、又、頻繁にカラーリングもする人は特に注意です。
しっかりと染めたいので、沢山つけて長く置きたい気持ちもわかりますが、そんな影響もある事を頭に入れて、白髪を染めるうえで必要な場所に程よい分量をつけ、長時間置きすぎないようにして下さい。
最近は天然成分配合の頭皮にダメージがほとんど与えられない、トリートメントタイプや自然派志向のヘナ、白髪隠しもありますので、是非チェックしてみてください。